皆さま ごきげんよう

 

四月大歌舞伎を 観劇しました。

 

 

私は、夜の部を鑑賞しました。

 

 

第一幕の 「於染久松色読販」では

 

惚れた男のために 悪事を働く「土手の

 

お六」を 妖艶な 坂東玉三郎 丈が、

 

悪に満ちた「鬼門の喜兵衛」を 男前の


片岡仁左衛門 丈が 演じました。油屋で

 

悪事をはたらくものの、言いがかりが

 

露見し、大変なことになってしまいます。

 

面白 おかしい セリフと、お二人の息の

 

合った演技に、会場からは時折 笑いが

 

こぼれました。

 


第二幕 は「神田祭」。

 

引退したはずの 坂東玉三郎丈が

 

再び 片岡仁左衛門丈と コンビを組んだ

 

滅多に 見られない 舞台でした。

 

仁左衛門丈 演じる 粋で鯔背な 威勢良い


鳶頭と 玉三郎丈 艶やかで

 

色気ある 美しい江戸芸者。 お互い

 

ひかれつつも 大人の恋の駆け引きを

 

随所に魅せる、素晴らしいお二人の舞に、

 

惚れぼれでした。

 


第三幕は 40歳という若さで亡くなった

 

九条武子作 「四季」。

 

父は西本願寺の 法主であり、国文学者

 

佐佐木信綱に師事した 歌人として活躍し、

 

晩年には 劇作、舞踊作詞を手掛けた 才媛。

 

しかし、彼女はご自分の舞台を見ることなく

 

この世を去りました。

 

桃の節句から始まる「春 紙雛」

 

女雛は 片岡菊之助丈、男雛は 

 

片岡愛之助丈が 舞いました。

 

「夏 魂まつり」江戸の祭りの

 

亭主を舞ったのは 中村芝翫丈。

 

「秋 砧」は 遠国へと出かけ 戻らない

 

夫を思う、若い妻の心情が、秋の夜長に

 

砧を打つ音に乗って、客席まで伝わる

 

片岡光太郎丈の 見事な舞でした。

 

「冬 木枯し」は 寒さの中 風に吹かれて

 

数多の木の葉が 集まります。葉が落ちた木の

 

周りで、風に舞う木の葉と 戯れる みみずくを、

 

尾上松緑丈と 坂東亀蔵丈のお二人が舞いました。

 

 

私は 歌舞伎が大好きで、毎月の観劇を

 

とても 楽しみにしております。今月も、

 

歌舞伎座で 素晴らしい時間を

 

過ごすことが 出来ました💕

 

歌舞伎座の後は「ぎんざ 小町」でディナー♪

 

左手前から時計回りに ダニエル壇さん、

米倉メリアさんとご友人、山田紀子さんとご友人、

西澤真佐栄さん、平田理恵子さん、私

 

来月の 歌舞伎も 楽しみにしております♪